宝くじに当たった…として


宝くじで当てたいと思って買い続けている人はいませんか?

宝くじには夢があると幻想を抱いている気がします。

夢があるのは事実ですが、手に入れた人が幸せになるとは限りません。

統計的に宝くじが当たった人のほとんどは、元の生活に戻っているという事実があります。

なぜでしょうか?簡単に言ってしまうと器ができていないからです。

例えば、自分でお金を稼いで1億円手に入れる人と、宝くじで手に入れる人は同じではないのです。

自分で稼ぐ人は1億円を手にするために徐々にお金について学びます。その過程で器を大きくしていきます。

1億円を手にするときにはお金の動きなどもしっかりと学び、利用方法も分かっているでしょう。

一方で急に年収300万円の人が1億円を手に入れたとします。毎月カツカツの生活をしていて預金が1億になったらちょっと生活がおかしくなりますよね。

無駄なお金を使って、結局はお金を無くしてしまうのです。

お金って不思議なもので手に入ったからって、すぐにお金にその人が見合う器になるわけではありません。

宝くじに当たって不幸になる人は意外と多いのも事実です。

お金は人を狂わすと言われることがあります。しかし、勝手に狂っているのは人の方でお金に罪はありません。

器を大きくするのには時間がかかるから、徐々に手に入れるのが無難です。手に入れる過程でお金との付き合い方を学び、幸せな使い方ができるようになるのです。

宝くじに当たったらまずするべきなのはお金との付き合い方を学ぶことです。ちょっとぐらい使ってもいいだろうなんて思っていると、いつの間にすべて使っているなんてこともあるからです。

宝くじが当たっても暴露せず、自分の方を大きくする努力をしましょう。

宝くじに当たらないから大丈夫だと思っていると、いつか当たった時に困るかもしれませんよ。


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